簿記って聞いたことはあるけど、よくわからない。
経理の仕事に就くために必要そう。
独学でも勉強できるのかな?・・・
社会人が仕事をしていく中でスキルアップや転職などを考えるタイミングは誰しもあります。
私もその一人であり、簿記に漠然と興味を持った一人でした。
そんな私が独学で8か月ほどかけ、日商簿記2級に合格した方法をご紹介します。
独学での取得は可能なのか!?
日商簿記2級を受験しましたが、独学で合格しました。
勉強期間は8か月。
受験回数は2回です。
1回じゃ受からないのか?と思われるかもしれませんが、
失敗を元に勉強方法をお伝えしますので、
是非効率的な学習で1発合格を目指してください!
学習期間の約8か月が長く感じる方もいらっしゃるのでは?
平日は基本的に一日仕事のため帰宅後の勉強になります。
時には勉強が嫌になって何もしない日もあり、
テキストをうとうとしながら捲った日もありました。
休日は可能な限り時間を割きましたが、それでも途中で投げ出した日もあります。
更に、1回目の受験のあとは抜け殻のようになり1か月ほど一切テキストを見ませんでした。
それも含めての8か月なので、
集中できる方はもっと短期間での合格が可能です。
なぜ簿記を受験したのか
勉強方法の前に少しだけ。
思えば10数年前、
テキストと問題集をできそうかな~とあまり深く考えずにとりあえず購入してみました。
数日で挫折。
借方と貸方は一致する。
これくらいしかわかりませんでした。
数ページ読んだだけで終わったと記憶しています。
そして、そのまま本を購入したことすら忘れていったのです。
現在フリーランスで活動しています。
毎年確定申告を行うわけですが、
細かく経費を管理する作業が増えてきました。
「もしかしたら簿記とかできるんじゃない?」
ふと思ってしまったのです。
そういえば以前挫折したなぁ・・・なんてことも思い出しました。
右と左が一致するんだよね、確か。
これくらいの記憶です。
借り方・貸し方なんて言葉も出てこず。
確定申告終わったら調べてみるか、なんて思ってました。
自分の中の約束
もう少しだけおつきあいください。
毎年1つは資格を取ると決めて10年以上何かしらの勉強を続けてきました。
中には2年がかりで勉強して受験資格を得るなんて長期計画の資格も。
仕事に関連する資格をそれなりに取得したときに、仕事に幅を持たせたり、
興味を形に残せる資格に目が向いていきます。
フリーランスで生き残るためにも必要だと思っていたのです。
独学を選んだ理由
独学で受かるだろう
と思ったから。
簿記をこれまでに勉強したことはないです。
一度チャレンジしましたが、テキスト数ページで挫折しているので勉強には入りません。
社会人だと、通学はなかなか難しいですよね。
通信講座を受講しなくてもテキストもたくさん売っているし、なんとかなるだろうと思ってしまいました。
これまで独学で受験した資格も多かったので、同じように考えたんですね。
ただ効率的に学習しなければ合格は難しいとは思っていたので、ブログの体験談を読み漁りました。
勉強方法(結論)
様々な体験談があり、勉強方法と勉強時間はずっと模索しながら過ごしました。
結論。
日商簿記2級受験で初学者に必要なのは、
テキスト(3級・2級)+試験の模擬問題
この4冊です。
日商簿記2級は商業簿記と工業簿記の二つに分かれており、
書店で購入するテキストだとそれぞれ1冊。
これで合計4冊です。
実際に購入した本は7冊でしたが、うち2冊はほとんど使用しませんでした。
それほど時間がなかったというのもありますが、
あんまりにも量が多いと気持ちが萎えます。
使用した本が5冊なのは、2回受験しているため模擬問題集を2回購入した分になります。
また、2級の受験で3級のテキストが必要な理由は、
3級の知識は持っている前提の内容となっているためです。
そのため、初学者であれば3級のテキストを理解してから2級を学習することになります。
受験級について
さて、2級受験を前提としていますが、
なぜ2級にしたのか。
それは、、、
2級からでも受かるんじゃない?
という本当に軽すぎる気持ちでした。
1回目の受験で思ったのは、
1回目に3級、2回目に2級と段階をふんだ方がいいということ。
初学者で2級からの受験は実際にできたので可能だと思いますが、
今後簿記検定を生かした職種に転職したい等があれば、
きちんと理解してじっくり学ぶことをおすすめします。
それほど時間をかけたくない!という人はもちろん2級から独学で合格できます。
私自身は1年以上絶対にかけないと決めていました。
合格後、資格を生かせているか
経理等の仕事に就く予定はありませんが、
以前よりも自分自身の各帳簿の見方がわかってきました。
言葉の意味を知っているかいないかでは大きく違うと実感しています。
経費の勘定科目がスムーズに管理できるようになったのはかなりの収穫です。
少しでも興味がある方、独学でもできます。
是非チャレンジしてみてください。
結論はこの4冊!!実際に使用したテキストを紹介しています
どうしてもわからないときは動画も見ていました
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