読書していても、今一つ気分が乗らないときはあるものです。
正直、難しくてさっぱり頭に入らない・・・
面白いと思えない・・・
なんかしんどい・・・
でも読みたい気持ちはある。
そんなときの対処法について今回はお伝えします。
先入観を捨てる
最初からきちんと読まないといけない!
そんな思い込みをしていませんか?
どこからどんな読み方をしても自由です。
隅から隅まで読みつくさなければいけないという決まりではありません。
また、この後に触れますが本を保護してはいけないという決まりもありません。
線を入れたり、付箋を貼ったり、角を折ったり。
自分なりのルールで読めばいいのです。
キーワードに注目
キーワードになる言葉があれば、そこに注目しながらさらっと読んでも、知りたい情報は逃しません。
キーワードの前後を読めばわかることも多いのです。
テレビでも活躍されている齋藤孝先生は3色のボールペンでチェックを入れながら読まれているようです。
自分なりのルールでキーワードにチェックを入れていく、そんな読み方もできるということですね。
”はじめに”と”目次”をしっかり読む
”はじめに”の部分にはその本で著者が何について述べた本であるか、
更にはどうやって書いていったかが記されています。
ここをしっかり読んでから目次を見れば、全体の構成がつかめることも多いのです。
目次は全体を確認できる場所です。
目次の中から読みたいところを探して、先に読むこともできます。
目次を見ていると、本の流れが見えてきます。
目次だけを眺めるのも結構楽しいですよ。
知っている情報は飛ばしてもいい
3の方法で、これは既に知っているという章があれば飛ばしても構わないと思います。
気になるのであればさらっと読めばいいのです。
また、同じテーマの本を何冊も読んでいたりすれば、
既に知っている情報もあります。
それなら思い切ってとばしていっちゃいましょう。
理解できないことがあってもいい
専門書、新書、様々な本を読んでいるとよくわからないこともあります。
あとから理解できることもたくさんあります。
まずは読み進めてから考える。
書き留めたり付箋を貼って、あとで他の本で調べる。
それもありです。
また、突然全く別のところで繋がったり、
理解できることもあります。
すずき流贅沢読み
本が好きでよく購入したり図書館で借りたりしています。
中には、読みにくい本もあります。
そんなときこそ贅沢読み。
ただでさえ飽きっぽい性格なので私にはぴったりの方法です。
用意するのはなかなか捗らない本1冊と、全然関係のない内容の読みたい本を1冊。
どちらからでもいいですが、1冊をきりが良いところまで読みます。
適当なところで、今度はもう1冊を同じくきりが良いところまで読み進めます。
簡単にいうと並行読みです。
これを私は、複数の本を贅沢に同時に読む「贅沢読み」と名付けてみました。
現在、捗らない本を1冊含め4冊で贅沢読みをしています。
「贅沢」なことをしているんだという気持ちで、
読書がはかどってしまいます。
本×本 以外でもいい
贅沢読みでは本×本でしたが、これを別なものに置き換えてもいいと思います。
読書は苦手・・・という人は1冊読み終えるという成功体験がないことも多いです。
本を1章読んだら、他の好きなことをする。
これを毎日続けていくと、新書なら1週間で読み終わります。
最初は内容を理解することより、1冊読み終えることで「できた」を作っていけばいいのです。
次第に読書への苦手意識も少なくなっていきます。
読書に決まった方法はありません。
自由でいいと思います。
是非自分なりの方法で楽しんでください!
本文中で触れました齋藤孝先生の読書法についてはこちらに書かれています。
なるほど、と思いつつも本に書き込むことに抵抗があり私自身は試していません。
しかし、こうやって本を読みこんでいくことが合う人もいるはずです。
コメント