悩む人
医療事務の検定でIBT方式って書いてあるものがあるけれど、
筆記試験と何が違うんだろう?
すずき先生
パソコンを使った試験方式だよ!
筆記試験がIBT方式に変わる試験があるよ
この記事の内容
- 医療事務技能審査試験とは
- IBT方式とCBT方式の違い
- IBT方式になるとどう変わるか
現役医療事務講師のすずきです。
現在も医療機関での仕事に携わりながら講師をしています。
医療事務を仕事にしてから20年以上経過し、
教え子は700人を越えました。
この記事を読めばIBT方式でも不安なく受験することができますよ。
来る7月移行に備えていきましょう。
医療事務技能審査試験とは
一般財団法人 日本医療教育財団が主催する医療事務の資格試験になります。
試験範囲は医療保険制度、医療法規等を含む学科問題と、
接遇、レセプト点検の実技問題から構成されています。
これまでは在宅(専門学校などは例外あり)での筆記試験が行われていましたが、
2024年度7月試験よりIBT方式に移行を開始するとの発表がありました。
IBT方式とCBT方式の違い
IBT方式は受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用し、
自宅などから受験する試験方式です。
それに対しCBT方式は、
各地のテストセンターに出向き、
会場備え付けのパソコンで受験をします。
試験によってはどちらかを選択できる場合もありますので、
自宅で受験環境が整わない場合も受験することができます。
医療事務技能審査試験ではIBT方式のみを採用しており、
事前に自宅の環境が試験を受けられるかの確認が必要となります。
専門学校などでは団体受験として、
学校で環境を整えて受験をするため、
学生個人で環境を整える必要はない場合がほとんどです。
IBT方式になると試験はどう変わるか
多くの試験で内容に大きく変更が出る場合、
試験の難易度が下がる傾向があると思います。
試験の変更で合格率が大幅に下がるということは主催者としては不本意です。
IBT方式では細かなレセプト点検の解答の出題が困難になります。
そのため、
全てが選択問題となり難易度は下がると予想できます。
選択問題であれば解答が全くわからない箇所があってもどれかを選ぶことであれば可能になるためです。
公式HPでは試験の変更が発表されている段階で、
具体的な様式については続報を待つところ。
しかし、
移行したばかりは主催者も模索段階であり、
難易度は低くなる可能性は高いです。
まとめ
医療事務技能審査試験は受験者も多く、
初学者でも受験しやすい試験です。
2024年7月より従来の筆記試験からIBT方式のインターネット受験に移行します。
そのため試験内容の変更が予想されます。
具体的な内容は今後の発表を待つところですが、
移行期の難易度は下がることも予想できるため、
IBTが初めてで不安という方でも是非受験をしてみてください。
医療事務以外ではりますが、
CBT試験を受験した際の記事も是非参考にしてみてください。
医療事務技能審査試験 IBT移行について
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