この記事では医療情報技師試験の中でも、
医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。
細分化し記事にしており、
本記事は「臨床データベース」についてです。
過去6年分(2018年~2024年・2020年は中止)の問題を筆者が分析し、
公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。
受験される方、
医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない!という方の参考になれば嬉しいです。
医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。

筆者について
第22回(2024年度)医療情報技師認定試験に初受験&独学で合格しました。
職歴は医療事務歴20年以上
現役で医事課に関係する業務サポート(日常業務・診療報酬請求)で複数医療機関での仕事と、
医療事務講師もしています。
保有資格は医療事務関連だけではなく、
診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。
公式テキストについて
こちらのテキストを元に解説しています。
ページも記載していますので、
学習の参考にしてください。
臨床データベースの出題傾向
公式テキストでは479から497ページとページ数は少なめです。
この分野ではNDB(ナショナルデータベース)とがん登録が出題のメインとなっています。
過去6年では直近5回で毎回出題されており、
問49と問50に位置しています。
DPC調査データは2023年に1問、
NDC(ナショナルクリニカルデータベース)は2018年に1問なので、
余力があれば読んでおく程度で良さそうです。
重点的に学習する箇所
NDB(ナショナルデータベース)
出題のポイントはNDBに格納されているデータについてです。
NDBにはレセプト情報と特定健診の情報が格納されており、
これが理解できているかが問い方を変えながら直近5年間で毎回出題されています。
そのため難易度は低いです。
がん登録
公式テキストでは490ページからで、
ここでは届出に関する出題がメインとなっています。
公式テキスト491ページ、
図11.1.1「全国がん登録」の仕組みについては理解しておきましょう。
こちらも直近5年間で毎回出題されています。
まとめ
本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、
医学医療系分野の中から「臨床データベース」について学習すべき箇所を解説しました。
過去の出題傾向からみても、
出題されている箇所がはっきりしているため対策しやすい部分です。
学習ボリュームも少ないため、
ここでしっかり2問を得点できるようにしておきましょう。
他の分野についても解説していきます。
また、X(旧Twitter)でも2025年度受験の方のために、
対策情報を随時ポストしますので是非フォローをお願いいたします!
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