この記事では医療情報技師試験の中でも、
医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。
細分化し記事にしており、
本記事は「治療・処置」についてです。
過去6年分(2018年~2024年・2020年は中止)の問題を筆者が分析し、
公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。
受験される方、
医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない!という方の参考になれば嬉しいです。
医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。

筆者について
第22回(2024年度)医療情報技師認定試験に初受験&独学で合格しました。
職歴は医療事務歴20年以上
現役で医事課に関係する業務サポート(日常業務・診療報酬請求)で複数医療機関での仕事と、
医療事務講師もしています。
保有資格は医療事務関連だけではなく、
診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。
公式テキストについて
こちらのテキストを元に解説しています。
ページも記載していますので、
学習の参考にしてください。
治療・処置の出題傾向
公式テキストでは337から351ページで、
直近6年での出題は平均2問になっています。
出題数は少なく、
診療報酬に絡めた出題などもあり深追いしすぎると学習に時間だけとられてしまう箇所です。
最も出題の多い「治療法の種類」(337ページから)は過去6年で3問となっていますが、
2018、2019、2021年の出題で、
直近は出題がありません。
重点的に学習する箇所
先にも述べたように、
深追いしすぎると時間だけがとられてしまう範囲です。
出題数も平均2問と少ないため、
全体的に公式テキストを読みつつ過去問題に取り組むようにしましょう。
2024年度では、
手術前に、執刀医・麻酔医・看護師が一斉に手を止めて患者氏名・手術部位・術式などを確認する行為を何と呼ぶかという問題が出題されました。
公式サイトの結果概要ではこの問題の正答率が低かったとされています。
ここまで読み込み、
覚えるというのは、
受験者の職種を鑑みても少々難しいのでは?と思うところです。
医療関係の方で、
ある程度公式テキストの内容を理解していればここまで細かくチェックしてもよいのではないでしょうか。
リハビリテーション、精神専門療法、放射線治療については過去6年で
2問程度の出題ですので、
公式テキストを読み、
過去問題に出てきた箇所をチェックしておきましょう。
まとめ
本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、
医学医療系分野の中から「治療・処置」について学習すべき箇所を解説しました。
深追いしすぎると時間だけがとられてしまう範囲となっており、
この分野に時間をかけるのであれば、
もっと出題数の多い分野に力を入れる方が良いです。
出題数も平均2問と少ないので、
公式テキストを読み過去問題を解く程度にとどめておきましょう。
他の分野についても解説していきます。
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