この記事では医療情報技師試験の中でも、
医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。
細分化し記事にしており、
本記事は「医療プロセス」についてです。
過去6年分(2018年~2024年・2020年は中止)の問題を筆者が分析し、
公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。
受験される方、
医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない!という方の参考になれば嬉しいです。
医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。

筆者について
第22回(2024年度)医療情報技師認定試験に初受験&独学で合格しました。
職歴は医療事務歴20年以上
現役で医事課に関係する業務サポート(日常業務・診療報酬請求)で複数医療機関での仕事と、
医療事務講師もしています。
保有資格は医療事務関連だけではなく、
診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。
公式テキストについて
こちらのテキストを元に解説しています。
ページも記載していますので、
学習の参考にしてください。
医療プロセスの出題傾向
公式テキストでは149から173ページで、
直近6年での出題は平均2問になっています。
出題数は少ないものの、
クリニカルパスについては過去6年のうち5回、
EBMについては3回と頻出箇所がはっきりしているところです。
この2か所はしっかり学習しておきましょう。
重点的に学習する箇所
クリニカルパス
公式テキストでは159ページからのクリニカルパスは、
6年のうち5回も出題されています。
更に、
出題されているのは出てくる用語の意味となっており、
ここをしっかり押さえておくことで得点につなげていけます。
クリニカルパスでは、
アウトカム、
アセスメント、
クリティカル・インディケーター、
バリアンス、
アウトカムマネジメントについて、
それぞれの意味をしっかり理解しておきましょう。
EBM
公式テキスト167ページのEBMについては
過去6年で3回の出題です。
連続して出題されているわけではなく、
2024年に出題があったため2025年の出題確率は低めかもしれません。
しかし、
出題箇所はエビデンスレベルとEBMの手順のみに絞られているので、
ここを学習して対策はしておきましょう。
診療プロセスの例
公式テキストでは155ページからです。
ここでは6年のうち2回、
入院診療計画書についてほぼ同じ問題が出題されています。
入院診療計画書の文書による交付と説明は、
入院後何日以内に行わねばならないかという問題です。
これは7日以内となりますので、
これだけは覚えておきましょう。
まとめ
本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、
医学医療系分野の中から「医療プロセス」について学習すべき箇所を解説しました。
過去の出題傾向からみても、
多く出題されている箇所がはっきりしているため対策しやすい部分です。
是非この記事の内容を優先的に学習し、
得点源にしていきましょう。
他の分野についても解説していきます。
また、X(旧Twitter)でも2025年度受験の方のために、
対策情報を随時ポストしますので是非フォローをお願いいたします!
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