この記事では医療情報技師試験の中でも、
医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。
細分化し記事にしており、
本記事は「診療録およびその他の医療記録」についてです。
過去6年分（2018年～2024年・2020年は中止）の問題を筆者が分析し、
公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。
受験される方、
医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない！という方の参考になれば嬉しいです。
医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。
筆者について
第22回（2024年度）医療情報技師認定試験に初受験＆独学で合格しました。
職歴は医療事務歴20年以上
現役で医事課に関係する業務サポート（日常業務・診療報酬請求）で複数医療機関での仕事と、
医療事務講師もしています。
保有資格は医療事務関連だけではなく、
診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。
公式テキストについて
こちらのテキストを元に解説しています。
ページも記載していますので、
学習の参考にしてください。
診療録およびその他の医療記録の出題傾向
過去6年では平均して3問程度の出題です。
医療記録の保存、
診療録の記載方法に関する内容が問われる問題は毎年のように出題されています。
まずはこのポイントをしっかりおさえて対策しましょう。
重点的に学習する箇所
医療記録に関する定義と法令
公式テキストでは356ページからの内容で、
過去6年のうち6問。
2019年以外はこの範囲から出題がされています。
中でも医療記録の保存期間については過去6年で3回の出題があります。
公式テキスト357ページの「表8.1.1法律上作成・保存が求められている医療記録」を学習しましょう。
作成者と書類の組み合わせが出題されたこともあり、
この表でカバーできる出題は頻度が高いです。
医療記録の構成要素（書き方）
公式テキストでは371ページから。
この範囲からは過去6年のうち2021年を除き、
5回の出題があり、
こちらも学習が必須となります。
出題のポイントは問題志向型診療録の記載についてです。
診療録の経過記録ではSOAPの項目ごとに記載を行いますが、
このSOAPにはそれぞれ何を記載するかという問題が2024年度を含めて過去6年のうち3回出題されています。
ここはしっかりおさえておくポイントになります。
まとめ
本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、
医学医療系分野の中から「診療録およびその他の医療記録」について学習すべき箇所を解説しました。
過去の出題傾向からみても、
多く出題されている箇所がはっきりしているため対策しやすい部分です。
是非この記事の内容を優先的に学習し、
得点源にしていきましょう。
他の分野についても解説していきます。
また、X（旧Twitter）でも2025年度受験の方のために、
対策情報を随時ポストしますので是非フォローをお願いいたします！
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