【医療情報技師合格への道】臨床医学研究の頻出箇所を解説(医学・医療系)

医療情報技師 医療情報技師
この記事は約6分で読めます。
当記事はアフィリエイト広告を含んでいます→景品表示法における表記について

この記事では医療情報技師試験の中でも、

医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。

細分化し記事にしており、

本記事は「臨床医学研究」についてです。

過去6年分(2018年~2024年・2020年は中止)の問題を筆者が分析し、

公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。

受験される方、

医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない!という方の参考になれば嬉しいです。

医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。

医療情報技師試験の医学・医療系、苦手に感じるのは当然?攻略法を解説!
医療情報技師の医学・医療系のつまづきポイントから攻略法まで、試験データを元に解説します。試験を受けようと考えている方、医学・医療系分野に苦戦している方は是非ご覧ください。

筆者について

第22回(2024年度)医療情報技師認定試験に初受験&独学で合格しました。

職歴は医療事務歴20年以上

現役で医事課に関係する業務サポート(日常業務・診療報酬請求)で複数医療機関での仕事と、

医療事務講師もしています。

保有資格は医療事務関連だけではなく、

診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。

公式テキストについて


こちらのテキストを元に解説しています。

ページも記載していますので、

学習の参考にしてください。

臨床医学研究の出題傾向

公式テキストでは417ページから437ページと

ページ数が少ないものの出題は過去6年で平均4問となっています。

中でも、

疫学研究における基本的指標と影響因子については毎年の出題となっており、

感度と特異度について理解しておくことで対策することができます。

エビデンスでは、

システマティックレビューについての出題が多く、

ここもしっかり対策しておきましょう。

重点的に学習する箇所

疫学研究における基本的指標と影響因子

公式テキストでは421ページからの範囲で、

ここからは毎年出題があります。

出題は感度と特異度についてです。

  • 感度・・・疾患ありの人の中の検査陽性者の割合
  • 特異度・・・疾患なしの人の中の検査陰性者の割合

この2点は絶対に覚えましょう。

計算が出題される年もありますが、

まずはここが抑えられていることが大切です。

エビデンス

公式テキストでは420ページからの範囲です。

システマティック・レビューの説明については、

2022年、2021年、2018年に出題されています。

2023年、2024年に出題はありませんが、

過去問題に出題されている内容はおさえておきましょう。

その他はエビデンスレベルについて、

Clinical Questionの定式化(PICO/PECO)について2023年に1問ずつ問われています。

研究デザイン

公式テキスト420ページからの研究デザインでは、

それぞれの説明について問われる問題が多く、

過去6年では4問の出題になっています。

4問中、2問はコホート研究についての出題となっていました。

1つずつ短い説明であるものの、

混同しやすくもある箇所です。

まずは過去問題にも出てきた、

コホート研究、

その次に介入研究、横断研究について理解し、

その他についてはそのあと公式テキストで学習します。

治験

公式テキスト430ページからの治験では、

過去6年では4問の出題になっており、

432ページ表9.2.4新薬開発のための臨床試験(治験)のステップ

からの出題が3問です。

そのため、

この表についてはしっかり学習しておきましょう。

まとめ

本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、

医学医療系分野の中から「臨床医学研究」について学習すべき箇所を解説しました。

公式テキストでの範囲は少ないものの出題は平均4問と多めとなっています。

また、出題される箇所が絞られているため、

重点的な学習が効果的です。

感度、特異度については毎回の出題となっているため、

しっかり理解してのぞみましょう。

是非この記事の内容を優先的に学習し、

医学・医療総論分野の得点をしっかりとっていきましょう。

他の分野についても解説していきます。

また、X(旧Twitter)でも2025年度受験の方のために、

対策情報を随時ポストしますので是非フォローをお願いいたします!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました