この記事では医療情報技師試験の中でも、
医学・医療系の頻出箇所と勉強方法を解説しています。
細分化し記事にしており、
本記事は「医療管理」についてです。
過去6年分（2018年～2024年・2020年は中止）の問題を筆者が分析し、
公式テキストに基づいて重点的に学習する箇所の解説を行います。
受験される方、
医学・医療系の学習が初めててでどこから手を付けていいかわからない！という方の参考になれば嬉しいです。
医学・医療系全般の攻略法についてはこちらで解説しています。
筆者について
第22回（2024年度）医療情報技師認定試験に初受験＆独学で合格しました。
職歴は医療事務歴20年以上
現役で医事課に関係する業務サポート（日常業務・診療報酬請求）で複数医療機関での仕事と、
医療事務講師もしています。
保有資格は医療事務関連だけではなく、
診療情報管理士、医師事務作業補助者などもあります。
公式テキストについて
こちらのテキストを元に解説しています。
ページも記載していますので、
学習の参考にしてください。
医療管理の出題傾向
公式テキストでは81ページからの医療管理では、
病院経営と医療安全管理の出題が中心となっています。
過去6年では平均して4問の出題となっています。
医療安全管理は多く出題される箇所もあるので対策しやすいところと言えます。
ここはしっかり得点していきましょう。
重点的に学習する箇所
安全で適切な医療とその対策
医療安全管理の中でも特に出題が多いのが、
安全で適切な医療とその対策（公式テキスト123ページから）です。
過去6年で7問の出題があります。
中でもインシデントレポートについての出題が多くなっており、
ここはしっかりと理解することが必要です。
病院マネジメントと指標
過去6年で4問の出題のうち、
医療の質評価についてが3問となっています。
公式テキスト110ページ、表3.4.2 質評指標の例からの出題が中心です。
分類と例の組み合わせについて学習しておきましょう。
医療管理ではその他の出題はばらついており、
この2か所をまずは重点的に学習しましょう。
その他は過去問題に沿って進めていきながら得点源にしていきたい分野です。
まとめ
本記事では過去6年分の問題を筆者が分析し、
医学医療系分野の中から「医療管理」について学習すべき箇所を解説しました。
この分野では病院経営と医療安全管理の出題が中心となっています。
過去6年では平均して4問の出題となっており、
特に医療安全管理は多く出題される箇所もあるので対策しやすいところと言えます。
中でも安全で適切な医療とその対策から、
インシデントレポートについては多く出題されているため、
ここは必ずおさえておくところです。
是非この記事の内容を優先的に学習し、
医学・医療総論分野の得点をしっかりとっていってください。
他の分野についても解説していきます。
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