法律について学ぶ【ビジネス実務法務検定を解説】

ビジネス実務法務検定 ビジネス実務法務検定
この記事は約5分で読めます。

法律について勉強してみたい。

仕事をしていく上で最低限知っておくべく法律ってある?

この記事の内容

  • ビジネス実務法務検定とは
  • ビジネス実務法務検定について

現役医療事務講師のすずきです。

私自身、年に1つは何かしらの資格にチャレンジすることを目標にしており、

毎年新しい資格を取得している資格好きでもあります。

2022年7月にビジネス実務法務検定3級に合格しました。

法律の勉強は初めてでしたが、

独学で勉強し、100点中90点という成績で合格できました。

この記事ではビジネス実務法務試験について解説します。

ビジネス実務法務検定とは

ビジネスマン

資格について

ビジネス実務法務検定は東京商工会議所が主催している民間資格です。

仕事する上で必要な法律知識が問われる試験となっています。

「自分を守る、仕事の法律入門
それがビジネス実務法務検定試験®です!」

“ビジ法”は、法務部門に限らず営業、販売、総務、人事などあらゆる職種で必要とされる法律知識が習得できます。

例えば、営業で取引先との契約書を締結する場面を想像してください。
契約内容に不備や不利益がないか発見し、正しい判断ができれば、トラブルを未然に防ぐことができます。
身につけた正しい法律知識は、業務上のリスクを回避し、会社へのダメージを未然に防ぐことができます。同時に、自分の身を守ることにもなります。

なお、ビジ法は企業活動の主要分野を多くカバーしているので業種も問いません。

出典:東京商工会議所HP ビジネス実務法務検定とは

民法、労働基準法、労働契約法、会社法、特定商取引法、著作権法など幅広い法律の知識が求められ、

東京商工会議所HPにもあるように自分を守るための知識を学ぶことができます。

種類について

ビジネス実務法務検定は3級から1級まであり、

どなたでも受験できる資格です。

また、1級不合格者の中の得点上位者を準1級として認定しています。

受験をおすすめする人

・法律に興味がある人

・仕事をする上で知っておいた方が良い法律知識について知りたい人

法律知識が絶対に必要な資格の勉強など、

法律を学ぶ機会は実は限定されています。

雇用について法律を知らないことで、

実は不当な扱いを受けていた!なんてことを避けるためにも最低限知っておくことは必要でしょう。

ビジネス実務法務検定について

CBT方式

受験資格

どなたでも受験していただけます。

1級においても2級までの合否は問われていません。

受験方法

ビジネス実務法務検定ではCBT方式・IBT方式を採用しており、

パソコンを使った試験になっています。

CBT方式はテストセンターでの受験。

IBT方式は自宅で環境を整えて受験することができます。

なお1級はCBT方式のみとなっています。

IBT方式は細かく受験環境が決められていますので、

環境を整えるのが難しい場合はテストセンターでの受験を選択するとよいでしょう。

東京小会議所HP IBT方式について

も参照してみてください。

2、3級については決められた期間の中から試験日を選択できますが、

1級では試験日が決まっています。

試験範囲

各級ごとに公式テキストと問題集があり、

それぞれが出題範囲となっています。

3級では基礎知識、2級では弁護士などに相談といった対応ができる、

1級では実務的対応能力ができるレベルが求められています。

出題形式

2、3級は多肢選択式となっていますが、

1級では論述形式となっています。

東京商工会議所の案内には問題数の記載がありませんが、

3級は50問ありました。

CBT方式、IBT方式になってから問題数は以前の40問から変更されているようです。

1級では共通問題2問、選択問題を4問から2問選ぶ形式になっています。

合格基準

2、3級は100点満点のうち70点以上で合格となります。

1級は200点満点となり、

共通問題・選択問題ともに50%以上でかつ合計点が140点以上での合格となります。

受験料

3級・・・5,500円

2級・・・7,700円

ですが、

CBT方式ではCBT利用料としてプラス2,200円かかります。

1級・・・9,900円、CBT利用料2,200円

1級はCBT方式のみになりますので、

合計12,100円となっています。

IBT方式での環境が整っている、

整えるために費用が2,200円より安い場合はIBT方式で受験すれば費用を多少抑えられます。

合格率

2、3級は年に2回(2回の期間)試験が行われています。

2021年度の合格率でみていきましょう。

3級では1回目87.3%、2回目89.1%とかなり高い合格率になっています。

2級は1回目68.4%、2回目62.9%と3級よりは下がるものの、

合格率は比較的高い資格試験といえます。

1級では21.2%とぐっと合格率が下がります。

まとめ

ビジネス実務法務検定は仕事をしていく上で必要な法律の知識を身に着けることができる資格です。

受験資格の制限もなく誰でもチャレンジ可能となっており、

2級までは比較的合格しやすい資格といえます。

忙しい社会人でも独学で合格できますので、

法律について勉強してみたい方におすすめの資格です。

 

2022年度試験の申し込みはこちら(東京商工会議所 申し込みページ)

IBT方式とCBT方式では別のリンク先になっているので、

よくご確認ください。

東京商工会議所検定サイト | お申込み | 受験案内・お申込み | ビジネス実務法務検定試験®

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