「もっと学生のときにちゃんと勉強しておけば・・・」
一度くらいはそう思ったことがありませんか?
そうは言っても、何から勉強すればいいのかもわかりませんよね。
今回は中田敦彦 著
勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書をレビューします。
この記事を読めば、
大人の勉強し直しのきっかけがつかめますよ。
まずは歴史を学べ
勉強のし直しにはまず「歴史」の勉強をおすすめしています。
歴史を軸に他の分野を横に展開する方法です。
学生時代に歴史の勉強、面白かったですか?
私は大嫌いでした。
人名や年号の暗記だけが必要な授業。
歴史は「流れ」です。
ピンポイントで何かあった箇所だけを覚えると面白みに欠けて記憶に残らないわけです。
人にはストーリーがあって、
中にはドロドロとしたエピソード、しくじりなどがある。
そこから興味をもって広げていくと歴史がすっと頭に入ってきます。
政治・経済について歴史的背景を知れば理解が深まりますし、
アートや音楽も同様です。
まずは歴史から。
中田さんの歴史勉強方法をみていきましょう。
推しメンをつくる
中田さんの独学のヒントは19に分けて紹介されています。
中でもしっくりくるのは「推しメン」をつくる方法
アイドル、アニメなど「推し」という表現が一般的に使われるようになりました。
歴史でも同じように「推しメン」をつくってしまえばいい。
それを起点にすれば興味はひろがりやすくなります。
例えば、好きなアーティストがいるとして。
インディーズの楽曲も調べてみたり、
以前所属していたバンドの楽曲を聞いてみたり。
決して掘り下げることが苦手なわけではないのです。
歴史も同じように深く掘り下げていけるのではないでしょうか。
平和な時代が面白い
戦やその闘い方、結果に注目がいく歴史の勉強。
しかし、
「平和な時代を創る」
そしてそれを「維持」するのはとても難しかったはずです。
リーダーシップや政策、これらは現在にも通じるものがあるでしょう。
中田さんは「平和な時代こそ面白い」と書かれています。
文学作品・政治・経済・英語
歴史を学んだら、
あとは横に展開です。
本作では文学作品・政治・経済・英語の勉強方法にも触れられています。
政治・経済は歴史的背景を知っていないと、
なぜ?と思うこともあります。
歴史→政治・経済の順番は大事ですね。
これらについてはおすすめの書籍ものっているので、
勉強し直しがすぐに始められます。
まとめ
大人の勉強し直しにはまず歴史から。
歴史を軸に横展開していく。
歴史は「流れ」人にはストーリーがあって、
その中で推しメンをつくったり、
平和な時代にも注目してみる。
そこから、
文学作品、政治・経済、
英語の学習にまで。
本書ではおすすめ書籍ものっているので、
勉強したいけど・・・何からしたらいいの?
という方にはまず読んでいただきたい1冊になってます。
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