終活に関する資格ってある?
終活の資格って正直必要?
この記事の内容
- 終活ライフケアプランナー資格とは
- 終活ライフケアプランナー資格のメリット・デメリット
- 終活ライフケアプランナー資格の活かし方
現役医療事務講師のすずきです。
私自身、年に1つは何かしらの資格にチャレンジすることを目標にしており、
毎年新しい資格を取得している資格好きでもあります。
「終活」について知りたい!と思い、
先日「終活ライフケアプランナー資格」を取得しました。
今後はエンディングノートのアドバイスや、
幅広い世代に終活について発信していく活動を始める予定です。
この記事では資格について試験の内容から生かし方までを解説します。
終活が気になっているという方は是非ご覧ください。
終活ライフケアプランナー資格とは
まずは資格の概要について解説していきます。
試験について
終活ライフケアプランナー資格は一般財団法人日本能力開発推進協会が主催している民間資格です。
試験に合格すると「終活ライフケアプランナー資格」という称号が付与されます。
「終活」に関して熟知し、終活の有効性を伝えることができ必要なサポート・アドバイスを行うことができるスキルを証明するものです。保険・金融・不動産・葬儀関連・医療・福祉など「人生のエンディング」に関わるすべての方々に推奨している資格です。
出典:一般財団法人日本能力開発推進協会 終活ライフケアプランナー資格 試験概要
試験では終活に関する基礎知識はもちろんのこと終末期ケアに関する知識まで問われています。
終末期ケアといっても医療に関する深い知識が問われるわけではありませんし、
カウンセリングの深い知識というわけではありません。
基礎知識となりますので、
現在全く知識がない!という方でも是非このまま読み進めていってください。
受験資格
終活ライフケアプランナー資格を受けてみたいと思った方は受験資格をまず得る必要があります。
受験資格は認定講座の修了です。
講座を修了していれば、
いつでも受験が可能です。
認定講座は資格のキャリカレの「終活ライフケアプランナー養成講座」一択となっています。
今回初めて資格のキャリカレで講座を受講しましたが、
他の資格も一般財団法人日本能力開発推進協会が主催しており、
資格のキャリカレを認定校として指定しているようです。
資格のキャリカレでは様々な限定キャンペーンが行われており、
価格は表示より安くなっていることが多いです。
web申し込みだと1万円割引になるので、
認定講座の申込は公式HPからがお得。
また、現在筆者はキャリカレアンバサダーとして、
キャリカレの魅力についても発信しています。
アンバサダー紹介の割引もありますので、
紹介コード CPコード:ambSr23
を申込時に入力すると割引があります。
WEBからお申し込みください。
各種キャンペーンと比較の上、是非お得な金額で受講してください。
受験料
受験料は5,600円。(2023年2月現在)
講座を申し込むと案内とゆうちょ銀行の振込用紙が教材とセットで送られてきます。
銀行振込にも対応していますが、
クレジットカードは現在対応していませんでした。
振込手数料も含めて予定しておくと安心です。
合格基準
得点率70%となっています。
個別の配点はあきらかではありませんが、
70%以上の正解は難しくありません。
試験内容については後ほど解説します。
受験から合否までの流れ
受験については教材とセットで申し込み方法の案内が送られてきます。
更に、講座の課題を全て提出すると試験申し込みの案内があるので、
迷うことなくスムーズに申し込むことができます。
試験は在宅受験になっており、
試験申し込みと受験料の振込から1週間~2週間程度で問題が送られてきます。
解答用紙を返送しますが、
期限はありません。
解答用紙の返送には切手が必要です。
返送から合否まで1か月ほどかかるようです。(現在結果待ちです)
終活ライフケアプランナー資格のメリット
試験受験に際し、
資格のキャリカレ「終活ライフケアプランナー養成講座」を受講していますので、
講座も含めてメリットについてあげていきます。
終活に関する知識を身に着けることができる
書店では様々な終活やエンディングノートに関する本が販売されています。
私自身これまでのイメージではある程度の年齢になったら、
例えば60代、70代、
また、病気になって余生を考えるタイミングなどで必要になるかなと思っていました。
講座を受講してみるとこのイメージはがらっと変わります。
年齢を重ねると若いときのように様々な作業をこなす体力がないかもしれない。
病気をしてからではじっくり人生を振り返ったり、
身の回りを整理する余裕なんてないのでは?
そう考えるようになりました。
終活は若い世代から始めていってもいい。
何度も見直せばいいのです。
また、今やりたいことを明確にするためにも役立ちます。
終活のサポートをすることができる
終活に興味はあるけれど何からすればいいかわからない。
終活の本を読んでもいざ始めるのが億劫。
そういった方に、
どんなことをしていくのか。
どんな順番で始めていくのか。
それらをアドバイスできるだけの知識が身につきます。
エンディングノートの書き方をアドバイスできる
終活とセットでイメージされるのはエンディングノートではないでしょうか?
販売されているエンディングノートは種類も多く、
どれがいいのかわからない。
項目がたくさんあって挫折してしまう。
そういった方にアドバイスしていくことができます。
終活ライフケアプランナー資格のデメリット
メリットはありますが、
デメリットについても知っておくことで本当に自分に必要な資格かを判断することができます。
知名度があまり高くない
終活に関する資格はいくつかありますが、
知名度はあまり高くありません。
本記事で終活ライフケアプランナー資格を初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
資格が必須ではない
民間資格であり、
活動する上で必須の資格ではありません。
この点も知名度があがらない理由と言えます。
仕事に直結するとは限らない
資格を取得したらすぐ仕事に繋がるというわけではありません。
資格を生かして就職することも可能ですが、
本業にプラスアルファの知識といった位置づけになるでしょう。
終活ライフケアプランナー資格の活かし方
デメリットでは仕事に直結するとは限らないという点をあげましたが、
資格を生かして仕事に繋げていくことができないというわけではありません。
終活に関する知識が必要とされる場面として、
葬儀社、介護施設などがあげられます。
相続に関する内容が含まれるため、
行政書士事務所、弁護士事務所、銀行等でも生かせる知識となります。
そのため、
就職・転職活動では知識を持っていることをアピールすることができます。
終活、エンディングノートのアドバイスを個人で受けるという方法もあります。
その際に、
資格を持っているということで安心感に繋げていくことができます。
もちろん、
自分自身や家族の終活に生かしていくこともできます。
終活ライフケアプランナーを受験してみて
ここでは試験の内容について解説します。
問題自体は講座の教材を見れば解答がわかります。
在宅受験で提出期限もないので、
ご自身のペースでじっくり解答することができます。
私自身が受験した際の問題は大きく5問。
個数は23か所の記述と5か所の〇×問題でした。
記述とはいえ、
用語等を答えていくので文章の記載はありません。
30分ほどで解答を終えることができました。
教材にほぼ同じ記載があるので、
迷う問題もありません。
また、マークシートであればHBの鉛筆でといった記載がありますが、
記述について筆記用具の注意は全く記載がありませんでした。
公式HPの「よくある質問」では指定はないとのこと。
ただし、消せるペンは郵送の段階で消える危険性があるため使用をやめてくださいとなっています。
まとめ
終活ライフケアプランナー資格は終活に関する基礎知識が問われる資格試験です。
民間資格ではありますが、
終活に関してアドバイスができる基礎知識が身につく資格なので、
終活に興味があるという方にはおすすめできる資格試験になっています。
受験には認定講座の終了が必須になっています。
終活はニーズが高まっている分野です。
せっかく勉強したなら修了だけではもったいないので、
是非資格を取得して転職や独立のアピールにしてみてはいかがでしょうか。
一般財団法人日本能力開発推進協会 終活ライフケアプランナー資格
試験の受験には認定講座の受講が必須です。
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